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私立医学部、歯学部ともに志願者減

主要私立大学のうち、2月25日時点で志願者数が判明した107大学の志願者数を河合塾がまとめています。

 

それを見ると私立大学全体の一般選抜の志願者数は、前年を25万7千人下回っていて、前年比は85.8%となっています。
また、大学入学共通テスト利用入試の志願者は前年に比べ、4万8千人の減少で前年比94.3%でした。

 

学部系統別の志願者数を見ると、医学部一般選抜の志願者数は35,542名で、前年の志願者数を1,553名下回っています。
前年比は95.8%で、私立大学全体の前年比85.8%と比べると10%もの差があり、医学部人気の根強さを感じます。

 

また、医学部の大学入学共通テスト利用入試の志願者は7,006名で前年を2,475名、下回っています。
前年比は73.9%で、一般選抜に比べ共通テスト利用入試の落ち込みが目立ちます。
私立大学全体との比較でも、私立大学全体の前年比94.3%に対し医学部は73.9%で、医学部の共通テスト利用入試の落ち込みが大きくなっています。

 

私立医学部の共通テスト利用入試の志願者が大きく減少した理由として、「国公立医学部との併願者が減った」ということも考えられますが、最も大きな理由として「私立医学部専願者が大学入学共通テストという新しいテストへの不安から、共通テストを受験しなかった」ということが挙げられると思います。

 

「どのような問題が出題されるかもよく分からない、共通テストの対策に時間を取られたくない」と私立医学部専願者が考えたのだと思われます。

 

私立歯学部一般選抜の志願者数は1,014名で、前年の志願者数に比べ146名の減少でした。
前年比は87.4%で私立大学全体の前年比を1.6%上回りました。
大学入学共通テスト利用入試の志願者は444名で前年を187名下回り、前年比は70.4%と医学部同様に大きく落ち込みました。

 

私立医学部受験生同様に、私立歯学部専願の受験生も、「共通テスト対策に時間を取られたくない」と考えたと思われます。

 

これらのデータは2月25日現在のもので、志願者数を公表していない大学のデータは含まれていませんが、今後も随時最新情報を更新していきます。