医学部・歯学部News

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私立医学部の受験校を決める際に、忘れてはならないことが「試験科目の配点」です。

 

医学部受験生、一人ひとりに得意科目と苦手科目があるでしょう。
出来れば、得意科目の配点が高く、苦手科目の配点が低い大学を受験校として選びたいところです。

 

私立医学部31大学のうち、15大学は英語、数学、化学・生物・物理のうち2科目、合計4科目の配点が同じになっています。
例えば、英語100点、数学100点、化学100点、生物100点、合計400点の配点です。

 

各科目バランスのいい学力が求められます。

 

私立医学部の中には、英語の配点が大きい大学が3校あります。
例えば、順天堂大学医学部の一般A方式の配点は英語200点、数学100点、理科1科目100点(2科目で200点)となっています。

 

数学100点に対して、英語は200点です。
数学にはあまり自信が持てないけど英語には自信がある、という受験生なら受験を考えたいところです。

 

国際医療福祉大学医学部、東邦大学医学部の配点は英語150点、数学100点と、順天堂大学医学部と同じように英語重視の配点になっています。
この3校で理科の配点は異なりますので理科の配点も確認が必要です。

 

このように、一口に医学部入試と言っても大学によって配点が異なります。
自分の得意科目を活かせる、苦手科目の負担が少ない大学の受験を考えるといいでしょう。

 

参考データ:私立医学部 配点表(一般入試前期)