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合格請負人田尻が大学ごとの入試対策から最新の私立医学部・歯学部の動向までを日々配信中

文部科学省は、来年度の大学入試の日程などに対する高校の考えを聞くため、全国4000以上の高校を対象にアンケート調査を行いました。

 

その結果、7割ほどの高校が「大学入学共通テストの実施時期は、当初予定どおり1月16日、17日が望ましい」との回答だったと複数の報道機関が報じました。

 

文部科学省と大学との協議でも、大学側から「試験会場の確保などから、入試日程を遅らせることは困難」との意見が出されたとのことです。

 

高校、大学からの意見を聞いた文部科学省は「大学入学共通テストは予定どおりの日程で実施」の意向を固めたと一斉に報道されました。

 

ところが、先週の金曜日、6月13日に全国の国公私立高校の校長で作る全国高等学校長協会は47都道府県の代表者とオンライン会議を開き、文部科学省や大学に対して「大学入試の日程繰り延べを要請する」ことを決めた、とのことです。

 

全国高等学校長協会の会長は「進学を希望する全ての高校生に失われた学習機会を保障し、十分な進路指導を行う時間を確保するよう求める」と述べた、とのことです。

 

全国高等学校長協会が文部科学省や大学側に提出する要望書には総合型選抜(AO入試)、学校推薦型選抜(推薦入試)、大学入学共通テスト、一般選抜(一般入試)全てについて1か月程度の延期を求める要望を記す、ということです。

 

つい先日、高校から文部科学省に戻ってきたアンケートには、7割の高校が「大学入学共通テストは、予定通りの日程で実施すべき」と回答を寄せたはずですが、金曜日の会議では一転して「入試の延期」を打ち出しました。

 

何より影響を受けるのは、大学受験生です。
数日前に「大学入試は予定通りの日程」と思ったところへ「日程延期の要請」です。

 

医学部、歯学部では既に入試日程を公表している大学があります。
私立医学部の一般選抜(一般入試)では、大学入学共通テストの翌々日の愛知医科大学一般選抜入試1次試験から医学部入試がスタートする予定です。
これも延期される可能性があるということでしょうか?

 

メルリックスでは、私立医学部14校の一般選抜日程を把握していますが、場合によっては後ろ倒しされるかもしれません。
ただ、私はそうならない、予定どおりの日程で実施されると考えています。

 

いずれにしても、とにかく一日でも早く、来年度入試について詳細を確定させてもらいたいものです。
文部科学省は、6月中には来年度入試の詳細を確定させる方針です。