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私立医学部偏差値ランキング2021年度入試

医学部受験生の皆さんの最大の関心事「医学部偏差値ランキング」の2021年度入試版が河合塾から発表されました。

 

医学部入試の難易度を偏差値で表した「入試難易度予想ランキング」は、医学部受験生の皆さんが受験校を決める際に必ず参考にするものだと思います。

 

この「医学部偏差値ランキング」は河合塾の他、駿台予備学校、ベネッセ(進研模試)などがそれぞれ独自の偏差値ランキングを公表しています。
河合塾、駿台予備学校、ベネッセの「医学部偏差値ランキング」を総合的に見るのがいいのですが、最も基本となるのは河合塾の「医学部偏差値ランキング」だと考えられます。

 

「データの基本となる受験者に偏りがないこと、受験者の数が圧倒的に多いこと、2.5刻みの偏差値でランキングを作成し無理に偏差値1刻みにしていないこと」から河合塾の「医学部偏差値ランキング」を基本に考えるのがいいと思います。

 

さて、発表になったばかりの河合塾の「私立医学部偏差値ランキング」を見ると最上位にランキングされているのは、慶應義塾大学医学部でボーダーライン偏差値は72.5とされています。
これには、皆さん納得だと思います。

 

慶應義塾大学医学部に次ぐのは、東京慈恵会医科大学、日本医科大学(前期)、順天堂大学医学部(A方式、B方式)、産業医科大学、東北医科薬科大学医学部(A方式)の5校の医学部で、ボーダーライン偏差値は70.0とされています。

 

医学部受験生の皆さんの中には「東北医科薬科のボーダーがそんなに高いの?」と思われる方もいらっしゃると思います。

 

東北医科薬科大学医学部のA方式は入学すると修学資金が貸与されます。
このため、多くの東北地方の国公立医学部志望者が出願します。
「東北大学医学部がダメなら同じ仙台の東北医科薬科大学医学部へ」といった流れです。

 

また、東北医科薬科大学医学部は一般入試をA方式、B方式、一般枠と3つに分けています。
3つに分ければ一つひとつの募集人員は少なくなります。
当然、合格ラインも上がります。
順天堂大学医学部も一般入試を10に分けていますので同じことが言えます。

 

実は、慶應義塾大学医学部も付属校推薦にかなりの人数を振り向けていますので、一般入試の募集人員は66名と少なくなっています。
こういった医学部がある中、東京慈恵会医科大学は1回の一般入試で全入学者を募集します。
東京慈恵会医科大学一般入試の募集人員は105名です(この他に東京都地域枠5名で合計110名)。
推薦入試やAO入試はもちろん、後期入試やセンター試験利用入試なども行っていません。

 

「医学部の偏差値」はあくまで医学部入試の難易度を偏差値で表したものだということを理解してください。
河合塾が偏差値2.5刻みにしているのも、「それほど厳密なものではない」と考えているからだと思います。
あくまで医学部受験の参考と考えてください。

 

今回は、私立医学部の偏差値ランキング上位校についてお伝えいたしましたが、明日以降、今日触れられなかった私立医学部の偏差値ランキングについてお伝え致します。