医学部受験 入試情報 国語対策

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昭和大学医学部 一般選抜 国語 の傾向と対策

昭和大学医学部は、2021年度から私立医学部の中では数少ない国語を受験科目にできるようになった。
試験時間は英語と2科目で合わせて140分である。
大問は4題、全て医療に関わる「評論文」「小説」は出題されていない。

 

2021年度の出展は以下の通り。

[1]鷲田清一『悲鳴をあげる身体』
[2]安藤泰至『医療にとって「死」とは何か』
[3]飯田亘之『哲学的観点から見た安楽死』
[4]キャサリン・モンゴメリー著『個別性の科学-医学と不確実性』

 

特に「身体論」でよく知れられる鷲田清一の文章は、多くの受験生が読んだことのある題材であろう。
[1]の問題文は長文であるが、筆者の文章を読んだことのある受験生にとっては比較的読みやすい文章であろう。

 

空欄補充が多く、選択式が中心であるが、傍線部を説明させる記述問題もあり、受験生の読解力を多角的に問う構成となっている。
指定の字数でまとめる練習を行うようにしてほしい。

 

漢字も多く出題されるので、別途対策が必要である。