東京慈恵会医科大学医学部受験 入試情報 物理対策

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東京慈恵会医科大学医学部受験 物理 の傾向と対策

時間は理科2科目合わせて120分である。
例年、大問3題が出題される。

 

2021年については力学・電磁気・原子分野から、生物と関連した問題が出題されている。
「マイクの原理と特性」「中性子波の干渉」「イオンチャンネル」「水滴が鉛直面を伝って落下する運動」といった、受験生にとって見慣れないテーマが例年出題されている。

東京慈恵会医科大学医学部 一般選抜 物理 の傾向と対策

時間は理科2科目合わせて120分である。
例年、大問3題が出題される。

 

2021年については力学・電磁気・原子分野から、生物と関連した問題が出題されている。

 

[1]力学分野は尻もちによる圧迫骨折を、頭部・胸腹部・下半身がバネで連結されたモデルを用いて考察する問題で、特に後半は単振動の問題となっている。

 

[2]電磁気分野はコンデンサの問題で、動物の細胞膜をコンデンサーと見立てて落雷のメカニズムを考察する問題である。

 

[3]原子分野は、光を波としてではなく粒子(光子)として扱って人の目の仕組みを考察する問題が出題されている。

 

本学では見慣れない問題設定(2021では[1]や[3])が多く出題される。
戸惑う受験生も多いことだろう。
例えば2016年「マイクの原理と特性」「中性子波の干渉」、2017年「イオンチャンネル」、2018年「水滴が鉛直面を伝って落下する運動」、2019年の「PET(陽電子放出断層撮影)検査」、2020年の「血管内の血流や左心室がする仕事と仕事率」などである。

 

慈恵の物理に取り組むためには、典型問題を身につけた上で、他大学で出題されたやや難度の高い問題も解いておくと良いだろう。
また厳しい制限時間の下での試験となるので、完答を目指すのではなく、解ける問題から確実に得点していく必要がある。
計算量がハードな問題もあるので、日頃から解くスピードを上げる練習も必要だろう。
また過去問の勉強を通じて時間配分に慣れておくようにしよう。