医学部受験 入試情報 化学対策

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国際医療福祉大学医学部 一般選抜 化学 の傾向と対策

化学は大問5問で、制限時間は理科2科目で計120分である。

 

[1]では例年小問集合が8問出題されている。
[2]から[4]までの大問に理論分野や有機分野、無機分野の計算問題が配置される。
計算問題は非常に多く出題されるが、マーク式なので記述問題はない。

 

難易度は比較的高く、難易度の高い問題が出題されることがある。
例えば2021年の[3]では「黄リン」「リン脂質」「リン酸塩」「アデノシン三リン酸(ATP)」「緩衝液」など、リンについて幅広く問われた。
計算に苦労した受験生が多かったであろうし、長い問題文を読み切るのも一苦労であったと思われる。

 

[1]の小問集合では化学全般の正確な知識が問われるので、まずは基本的な知識や計算をしっかりと固めてほしい。
基本・標準レベルの問題集を使ってすらすら解けるようになるまで繰り返し解き直そう。
基本的、標準的な問題を解く力は、[2]以降の大問を解く基礎にもなる。
大問では難しい問題も出題されるが、長大なリード文を読んでたじろぐ必要はない。
長い問題文には多くの「解答には不要な情報」が含まれる。
問題文中のから必要な情報を抜き出せれば、基本的な知識を問題に適用することで解答に到達できる場合も多い。
こういった問題に慣れるには、国際医療福祉大学の過去問や他大学(国公立大を含む)のリード文の長い問題が適している。

東京慈恵会医科大学医学部 一般選抜 化学 の傾向と対策

時間は理科2科目合わせて120分。
例年4題の出題で、難易度は私立医学部の中でも、質・量ともかなりハイレベルと言って良い。

 

問題は全体的に長文で、新しいテーマや未知の物質にフォーカスした問題を出題するのが特徴である。

 

2021年では [1]はオゾン層を主題とする、理論化学の総合問題であった。

 

[2] は金属イオンの系統分析で、金属イオンの回収率求めさせる問題が出題されている。

 

[3] は教科書で見ることのない炭化水素(アダマンタン)の性質に関する問題である。

 

[4]は下村脩教授が2008年にノーベル賞を受賞した蛍光タンパク質に関する問題であった。

 

長文を丁寧に読み解かなければならないものの、しっかり読み解けば解答しやすい問題も少なくない。
まず全分野の標準レベルの問題を正確に習得し確実に解けるようにしておくことが、最大の対策になるだろう。
問題を見た瞬間に解法が思い浮かぶようにしておこう。

 

非常に長い問題文に圧倒される受験生も多いと思われるが、決して「難問揃い」というわけではなく、設問の解答に必要な部分は案外少ない。
数年分の過去問の勉強を通じて、問題文から設問のヒントとなる部分を取り出し、教科書や標準レベルの知識を当てはめる訓練を積むようにしよう。
国公立の過去問の中から、問題文が長大なものを選んで解いてみても良いだろう。