医学部で一番易しい大学は、どの大学？

医学部受験では、実際の受験校選択が合否に直結します。
医学部受験を考える皆さんは、的確な受験校選択をしなければなりません。
医学部の受験校を考える際には学費、日程、配点、試験科目、出題範囲、移動など様々な要因を考えなければなりません。

医学部の受験校を考える際に、大きな要因となるのは「医学部の偏差値」であり、偏差値で表された「医学部難易度ランキング」でしょう。
河合塾と駿台予備学校の、「医学部難易度ランキング」を見てみましょう。

河合塾も駿台予備学校も、私立医学部で最も難しい大学は慶應義塾大学医学部で一致しています。
ただ、慶應義塾大学医学部に次いで難しい医学部について、河合塾は順天堂大学医学部B方式が慶應義塾大学医学部と同じ難易度としているのに対し、駿台予備学校は東京慈恵会医科大学としています。
河合塾は慶應義塾大学医学部と順天堂大学医学部B方式の偏差値の差は無い、としていますが駿台予備学校では偏差値で7の差があるとしています。
駿台予備学校の医学部難易度ランキングでは慶應義塾72、東京慈恵会医科66、順天堂B方式65としています。
河合塾と駿台予備学校では、かなり違っています。

医学部受験生の皆さんが気になるのは、「医学部で一番易しい大学」だと思います。

これは、河合塾も駿台予備学校も一致していてどちらも医学部の偏差値で最も低い大学は川崎医科大学としています。
川崎医科大学は試験会場を岡山県の大学キャンパスにしか設置していないこと、私立医学部で学費が最も高いことから、受験生から敬遠され気味で「医学部で一番易しい大学」とされています。

川崎医科大学のボーダーライン偏差値ですが、河合塾は60.0、駿台予備学校は52としています。

医学部の偏差値は受験生にとって大変気になる存在だと思いますが、絶対に正しい、とは言えません。
例えば、設立されて間もない国際医療福祉大学医学部と東北医科薬科大学医学部（一般枠）のどちらの大学が難しいか、について河合塾と駿台予備学校では全く逆の見解です。
この他の医学部でも全く逆のケースが見られます。

メルオンYouTube動画では、順天堂大学医学部B方式の難易度が高い理由と合わせて取り上げていますので、ぜひ動画もご覧ください。

メルオンYouTube動画はこちら：医学部で一番易しいのは、どこ？