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東京歯科大学と昭和大学歯学部を比べてみる

私立歯学部受験を考えている皆さんにとって人気の高い2校といえば、東京歯科大学歯学部と昭和大学歯学部でしょう。
駿台予備学校の私立歯学部偏差値ランキングでは、この2校が同じ偏差値で最上位に並んでいます。
河合塾の私立歯学部偏差値ランキングでも、東京歯科大学歯学部と昭和大学歯学部が偏差値ランキング1位と2位になっています。
私立歯学部受験で人気を分ける、この2校を様々な面から比べてみました。

 

まず歯科医師国家試験合格率ですが、東京歯科大学は国公立歯学部そして私立歯学部を合わせた全ての歯学部の中で、最も高い歯科医師国家試験合格率を誇っています。
ここでいう「歯科医師国家試験合格率」は、新卒と既卒を合わせた全体の合格率です。
マスコミなどで報道される「合格率」もこれを指します。

 

ただ、歯科医師国家試験合格率を細かく見ていくと、また違った面が見えてきます。
歯学部卒業と同時に歯科医師国家試験に合格する「新卒合格率」を更に細かく見ると、出願者数と受験者数に差があることが分かります。

 

歯科医師国家試験の出願は11月に行われます。
この時点では歯学部6年生全員が出願します。
しかし、この後の卒業試験に合格できないと受験資格を満たすことが出来なくなります。
11月に、歯科医師国家試験に出願したものの卒業認定が受けられなかった6年生は歯科医師国家試験を受験出来ません。
歯科医師国家試験の出願者数と受験者数とで差があるのは、こういった理由からです。

 

6年生の卒業認定を厳しくし、「国家試験に合格できる学生だけを卒業認定する」ことで国家試験合格率は上げることが出来ます。
2022年の歯科医師国家試験の出願者数と受験者数の差を見ると、東京歯科大学の差は27人、昭和大学歯学部の差は7人と違いがあります。
出願者の歯科医師国家試験合格率を見ると東京歯科大学は79.1%、昭和大学歯学部は82.5%となります。

 

教員一人当たりの学生数を見ると、東京歯科大学は私立歯学部で最も少ない2.8人です。
手厚い指導が期待出来ます。
昭和大学歯学部の教員一人当たりの学生数は7.2人と私立歯学部で平均的な数字です。

 

伝統という点を見てみると、東京歯科大学の設立は明治23年、医学部からスタートした昭和大学の歯学部設立は昭和52年と遅く、歴史と伝統という点では大きな差があります。

 

6年間の学費を見ると、東京歯科大学は私立歯学部で最も高額な学費となっています。
昭和大学歯学部の学費は、私立歯学部でちょうど真ん中になります。
東京歯科大学と昭和大学歯学部の6年間の学費は490万円の差があります。
また、単科大学と医系総合大学という違いもあります。

 

私立歯学部受験で人気を2分する2つの大学ですが、受験生やご家族がどういった点を重視するかだと思います。
動画では、さらに詳しく解説をしていますのでぜひメルオン動画もご確認いただければ幸いです。

 

メルオンYouTube動画:東京歯科大学と昭和大学歯学部を比べてみた