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共通テストを受けた方がいい人、受けない方がいい人

共通テストの出願受付が始まりました。
毎年、50万人以上の大学受験生が受験する試験ではありますが、医学部受験生、歯学部受験生の中にも受けるべき受験生がいる一方で、受けない方がいい受験生もいます。

 

国公立医学部、国公立歯学部を志望する受験生は、共通テストの受験は必須です。
しかし私立医学部、私立歯学部志望者は「共通テストを受けるべき人」「共通テストを受けない方がいい人」に分かれます。

 

私立医学部、私立歯学部志望者が共通テストを受けるのは二つの理由が考えられます。

 

一つは、「医学部や歯学部以外の学部の共通テスト利用入試を受験するため」です。

 

私立の医学部入試・歯学部入試の一般選抜では、試験日が連続してあります。
他の学部を受けようとしても日程的に難しいものがあります。
医学部や歯学部以外の学部の共通テスト利用入試は、共通テストを受験していれば2次試験無しで合否を判定します。
医学部受験生、歯学部受験生が他学部を併願する場合に、出願だけで済む入試はありがたい入試となります。
「医学部、歯学部以外の学部を併願するために共通テストを受験する」ということは「有り」でしょう。

 

私立医学部受験生、私立歯学部受験生が共通テストを受ける理由のもう一つが「医学部、歯学部の共通テスト利用入試を受験するため」です。
私立医学部や私立歯学部では、共通テスト利用入試を実施する大学があります。
合格のチャンスを増やすために、共通テスト利用入試にも出願する受験生もいます。

 

私は、この二つ目の理由で共通テストを受験することに賛成はしません。

 

それは「私立医学部、私立歯学部の共通テスト利用入試のボーダーラインは非常に高い」ということと「共通テストを受験するのであれば、共通テスト対策は欠かせない」という二つの理由からです。
この二つの理由から私は医学部、歯学部の共通テスト利用入試のために共通テストを受験することに賛成しないのです。

 

私立医学部志望者や私立歯学部志望者が、共通テスト利用入試のボーダーラインを超えることは相当厳しいことです。
共通テスト利用入試は募集人員が少ない上に、国公立医学部、国公立歯学部志望者が出願してくることもあって、ボーダーラインは非常に高くなります。
この非常に高いボーダーラインを超えるためには、十分な共通テスト対策は欠かせないでしょう。

 

私立医学部入試や私立歯学部入試の対策をやらなければならない受験生が、さらに共通テスト対策までやれば、どちらも中途半端になってしまう恐れがあります。

 

「あわよくば」に賭けるのはリスクが大きすぎると思います。
共通テスト対策に使う時間があれば私立医学部入試対策、私立歯学部入試対策に集中するべきでしょう。