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新高校3年生が、春休みに小論文をやっておきたい理由

医学部入試・歯学部入試は、一般的に学力試験の他に、面接と小論文が課されます。
面接と小論文を乗り越えて初めて「医学部合格・歯学部合格」となります。

 

医学部受験生も歯学部受験生も、どうしても学力試験のことに気を取られがちですが、面接と小論文も避けて通ることは出来ません。

 

医学部や歯学部で合格するためには、まず学力を上げることが大切なのは間違いありません。
しかし、「小論文と面接は出たとこ勝負」とは行きません。
学力試験ほど時間を掛ける必要はありませんが、やらないわけには行きません。
面接は最悪、直前でもなんとかなる可能性はあります。
しかし、小論文は慣れが必要ですから、試験直前になって初めて小論文に触れるのは厳しいと思います。

 

新高校3年生の皆さんは、この春休みに少しでも小論文に触れておくといいでしょう。

 

小論文は、急に書けるようにはならないものです。
実際に小論文に本格的に取り込むのは、もっと先からでいいのですが、少なくとも春休みか夏休みには「小論文とは、こういうもの」ということを知っておくべきでしょう。

 

「小論文と作文の違い」「小論文を書く際の決まりごとは?」「問題を見た後、どういう順番で考えて行けばいいのか」
こういったことが分かっていれば、あとは「慣れ」です。
必要に応じて書いてみることで、小論文に自信を持つことが出来ます。

 

私立医学部の小論文で、最もハードルが高いのは東京慈恵会医科大学の小論文だと思います。
1,200字以上という指定があります。
この小論文を書き切るためには、「慣れ」が最も必要だと思います。
しかし、「小論文とは?」ということが分かっていれば、あとは「慈恵の小論文対策」をするだけです。

 

ただ、最初の「小論文とは?」の部分から始めるとなると、どうしても時間が掛かってしまいます。
試験が近づけば近づくほど、「小論文をやっている時間は無い」となりがちです。

 

ですから、比較的時間の取りやすい春休みに、少しだけでいいので小論文に触れておくといいのです。

 

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