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高校3年生が医学部合格、歯学部合格のために今、すべきこと

高校3年生の出遅れは否めない。

 

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大により、全国の学校が休校となりました。
高校も例外ではなく、2年生の後半から休校措置が取られた高校も少なくありませんでした。
地域によって高校の再開時期は若干異なりますが、どの高校も通常授業に入るまでに多くの時間ロスがありました。
高校もオンライン授業を行うなど生徒達のために懸命の努力を
続けてきましたが、今年の高校3年生の「出遅れ感」は誰もが感じているところでしょう。

 

高校再開後、すぐに通常どおりの授業を行うのは難しいようで、分散登校、時差登校などにならざるを得ない状況です。
夏休みの短縮などで、授業の遅れを取り戻すことが考えられているようですが、余裕を持った医学部受験対策、歯学部受験対策は難しそうです。
中高一貫校では授業進度が早く休校の影響は比較的小さいかもしれませんが、公立高校では履修範囲がいつ終わるのか心配な面もあります。
遅くとも
10月には全ての履修範囲を終えて11月、12月は医学部、歯学部の志望校対策に集中したいところですが、今後、新型コロナウイルス感染症がどうなっていくのか分かりませんので、それもはっきりしません。
最悪の事態としては新型コロナウイルス感染の第
2波によって「高校の履修範囲が終らない」という事もあるかもしれません。

 

大学入学共通テスト対策もやらなければならない。

 

今年の高校3年生に大きな負担となるのがセンター試験に代わって新たに行われる、大学入学共通テスト対策もしなければならない点です。
初めての試験ですから、どの様な問題が
出題されるか誰れにも分かりません。
これまでに
2回行われた大学入学共通テストの試行調査(プレテスト)や大学入学共通テストのための模擬試験を見ると、「これまでに無い新しいタイプの試験」と考えてよさそうです。
多くの高校では、新らたに実施される大学
入学共通テスト対策も行うと思われます。
大学入学共通テストを受験しない生徒への対応はどうなるのか、心配されます。
今年の高校3年生は、いろいろな点で難しい状況に置かれています。

 

高校3年生が医学部入試、歯学部入試に向けて今、やるべきこと。

 

医学部受験生、歯学部受験生という立場から考えると、今の高校3年生は厳しい状況にあると言っていいのは間違い無いでしょう。
高校
3年生の皆さんも、そう考えていると思います。
では、厳しい状況の中で高校
3年生の皆さんはどうすればいいのでしょうか?

「志望校合格に必要なことに絞る」

これに尽きると思います。
「受験勉強は時間との戦い」とも言えます。
受験勉強に使える時間が短ければ短いほど、「志望校合格に必要なこと」だけに絞って勉強を進める必要があります。
「志望校の入試では出ない問題」「出たとしても合否に影響を及ぼさない問題」を
やっている時間はありません。
国公立大学医学部の受験は考えておらず、私立医学部受験
だけを考えている高校3年生にとって必要なのは「基本的・標準的な問題を早く正確に解く」ことです。
国公立大学を受験する友人が赤チャートをやっているのを見て「自分も
やらなければ」と思う必要は全くありません。
黄チャート、せいぜい青チャートで十分です。
さらに、量が多いので、やるべき問題を絞る必要もあります。
私立医学部入試で大切なことは難しい問題を解くことではなく「他の受験生が解いてくる問題は絶対に落とさない」ことです。
合否を争うレベルの受験生が解いてくる問題を落としていては、医学部合格はおぼつきません。
私立医学部は試験時間が短いので、単に「解ける」だけではなく「早く、正確に解ける」ことが求められます。
私立歯学部入試も同様です。

 

合格に必要なことを、どうやって知るか。

 

「志望校合格に必要なことに絞る」と言っても「必要なことって何?」と思うかもしれません。
一番いいのは医学部入試、歯学部入試に精通した人に聞くことです。
それぞれの科目の先生が一人ひとりの状況に合わせて「こういった教材を使って、こういうところに気を付けてやればいい」とすぐに教えてくれるでしょう。
実際の受験校も含めて相談に乗ってもらえればいいのですが、身近にそういった人がいなければ志望校の過去問を解いてみてください。
何点取れるかを気にする必要はありません。
そうではなく、「どれくらいのレベルの問題が出され、それを試験時間内でどれくらい解ければいいのか」を知ることが大切です。
科目によっては時間を気にしないで解けば、それなりの手応えがあるかもしれません。
そうであれば「早く正確に解く」ための勉強を進めればよく、やったはずの問題が解けない科目があれば「もう一度基本の見直しをして定着させる」ことを考えればいいのです。
同じ科目でも分野によって違いがあるかもしれません。

 

周りの受験生に引きずられない。

 

高校の同級生全員が医学部や歯学部を目指しているわけではないでしょう。
国公私立、
様々な大学・学部を目指していると思います。
クラスメートが志望校合格のために必要な
ことと、自分が志望校合格のために必要なことは同じではないでしょう。
「皆があの問題集をやっているから自分も」と思わないでください。
その問題集が本当に自分に必要な問題集
か、きちんと考えてください。
「頑張って問題集をやったものの、入試では出なかった」
という悲劇を起こさないように、「何が自分にとって必要なのか」を考えた受験勉強を進めてください。